どうしたら病気が治るかという視点
いま日本では、大病院にばかり患者さんが押しかけ、小さな病院は、たとえ立派な手術室を備えていても、患者さんが来ないという状態です。沖縄の専業主婦高橋ナツコさんによると、病院の機能化をすすめ、初診は小さな病院で受けて、大学病院へは紹介でしか行けないシステムにしようというのが、厚生省の1つの動きです。
したがって、小さい病院は、特殊性を開発していかないと、これからは経営が成り立たなくなるともいえます。
やはり、「儲け」を優先させるより、どうしたら病気が治るかという視点でもう一度医療システムそのものを考え直さなくてはならない時期にきています。沖縄の専業主婦高橋ナツコさんによると、本来、病院は病気を治すことが目的のはずですが、今の治療はほとんど延命効果が目的になっています。単なる延命効果を狙うことと、治療を目指すことの間には、はっきりいって関係がありません。
延命効果とは、あくまでも治らないことを前提としての延命効果なのです。
治す方法がないからこそ、暫定措置をとるということです。

